どうも!「シャベルエンジニア」のスプ兄です!
- 高卒・文系・元消防士から9ヶ月で開発エンジニアに転職
- 実務経験1年でPM(プロジェクトマネージャー)
- プログラミングスクール代表 兼 講師
Web業界に未経験から転職を考えている方は、「本当にやっていけるのか」
「現役のエンジニアについていけるのか」という不安を感じているかもしれません。
しかし、せっかく新しいキャリアに挑戦するのであれば、技術を高め、市場価値を高め、
さまざまな会社から求められる人材を目指したいですよね。
そこで、未経験からエンジニアとしてのキャリアをスタートさせ、
最終的にはプロジェクトマネージャー(PM)を目指すことをおすすめします。
本記事では、その理由を5つに分けてご紹介します。
- プロジェクトマネージャーをなぜ目指すのかの理由が知れる!

プロジェクトマネージャーとは?
まず、プロジェクトマネージャー(PM)とはどのような役割を果たす職種なのでしょうか?PMは、お客様やエンジニアとの調整を行いながら、プロジェクトを前に進める中心的なポジションです。具体的には、以下のような業務を担当します。
- お客様の要望のヒアリングと技術提案:プロジェクトの初期段階でお客様が何を求めているのかを詳細にヒアリングし、それに基づいて技術的な提案を行います。
- プロジェクトの進行管理:プロジェクトが予定通りに進むよう、開発スケジュールを作成し、進捗状況を常に把握します。
- 予算管理:プロジェクトに割り当てられた予算を効率的に管理し、無駄なコストが発生しないようにします。
- エンジニアのタスク管理:実際に作業を行うエンジニアのタスクを管理し、必要に応じてサポートを提供します。
PMは、これらの業務を通じてプロジェクトを成功へと導くため、非常に重要な役割を担っています。
未経験からプロジェクトマネージャーを目指す5つの理由
1.AIに代替されづらい仕事
現代では、AIの進化により多くの仕事が自動化されています。特に、プログラミングのような技術的な部分では、簡単なコードを書く作業は既にAIが担えるようになっています。
しかし、PMの仕事は、お客様とのヒアリングや意思決定、
プロジェクトの方向性を定めるなど、人間の判断が求められる部分が多く、
AIに代替されづらい職種です。
例えば、プロジェクトの進行中に発生する問題や、お客様のニーズの変化に柔軟に対応するための調整が必要な場合、PMはその場での迅速な判断が求められます。
こういった判断力やコミュニケーション能力は、現段階のAIでは代替できないため、
今後も需要が続くと考えられます。
2. 技術のキャッチアップが比較的少ない
エンジニアのキャリアでは、常に新しい技術やツールを学び続ける必要があります。
技術の進歩は非常に早いため、最新の知識をキャッチアップし続けることは容易ではありません。
しかし、PMの役割では、技術の詳細な知識が求められるわけではなく、プロジェクト全体を把握し、適切な判断を下す能力が重要です。
例えば、PMはエンジニアが使用するプログラミング言語やツールについて、「何ができるか」「何ができないか」を理解していれば十分です。
これは、野球で言えば、エンジニアが選手であるのに対し、PMは監督やコーチのような役割に近いと言えます。
監督が選手よりも優れた技術を持っている必要はなく、試合全体を見渡して適切な戦略を立てる能力が求められます。
3. 人手不足で市場価値が高い
Web業界では、技術者が多い一方で、コミュニケーション能力やマネジメント能力を持つPMは非常に少なく、人材が不足しています。
そのため、PMは高い需要があり、自然と報酬も高くなりやすい職種です。
Web業界の特徴として、技術者はコミュニケーションを積極的に取ることが苦手な方が多い傾向があります。また、責任の重いポジションにはあまり就きたがらない方もいます。
そういった中で、コミュニケーションを積極的に行い、技術的な知識も持ち合わせているPMは非常に貴重な存在です。
4. 前職のスキルが活かしやすい
PMの仕事は、総合力が求められるため、前職で培ったスキルや経験が活かしやすいという特徴があります。
例えば、営業や接客の経験がある方は、お客様との円滑なコミュニケーションに役立ちますし、チームリーダーとしての経験がある方は、プロジェクト内でのリーダーシップを発揮しやすいです。
たとえ前職がIT業界と全く異なる業界であっても、その経験は意外な形でPMの仕事に役立つことがあります。
たとえば、筆者の前職は消防士でしたが、その中で培った丁寧な言葉遣いや、人間関係の構築能力がPMとしての業務に大いに役立ちました。
未経験だからといって、自分の過去の経験を過小評価せず、積極的に活かすことが大切です。
5. 独立やビジネスの立ち上げにも役立つ
PMとしてのスキルは、将来的に独立やビジネスの立ち上げを目指す際にも非常に役立ちます。プロジェクトを成功に導くための知識や経験は、新たなビジネスを始める際の大きな武器となります。
例えば、受託開発の現場では、お客様が新たにビジネスを立ち上げる際のサポートを行うことが多く、その中でさまざまなビジネスモデルや戦略に触れることができます。
こうした経験は、自分自身がビジネスを立ち上げる際にも非常に役立ちます。
プロジェクトマネージャーのデメリットと注意点
もちろん、PMの仕事にはデメリットや注意点も存在します。
- 責任が伴う
PMはプロジェクト全体の責任を負う立場であり、プレッシャーが大きい仕事です。
プロジェクトの進行状況や予算、お客様との関係に対して責任を持ちます。 - コミュニケーションが中心
人とのコミュニケーションが苦手な方には、PMの仕事は向かないかもしれません。
PMは、エンジニアとお客様の間で調整を行うため、日常的に多くの人とコミュニケーションを取る必要があります。 - 時間の自由が少ない
Web業界は比較的自由度が高い業界ではありますが、PMとして働く場合、定期的なミーティングや進捗報告など、時間に縛られる場面が多くなります。
完全に自由な時間管理が難しい場合もあることを理解しておきましょう。

まとめ
未経験からエンジニアを目指し、その後プロジェクトマネージャーとしてキャリアアップを図ることは、非常に有効な選択肢です。
AIに代替されづらい
- 技術のキャッチアップが比較的少ない
- 人手不足で市場価値が高い
- 前職のスキルが活かしやすい
- 独立やビジネスの立ち上げにも役立つ
ただし、PMの仕事には責任が伴い、コミュニケーションが中心となるため、人との関わりが苦手な方には向かないかもしれません。
それでも、Web業界で活躍したい方にとっては、PMを目指すことは非常に有効なキャリアパスとなるでしょう。
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それでは、次のブログ記事でお会いしましょう!